物心がついた頃から、人と喋るとき、もっとゆっくり、はっきり喋りなさいと、両親からよく言われていた。よく、人との話し方は、アナウンサーを参考にし、流暢に会話をする事が、手本とされている。だが、現実の日常生活では、人間の心身の状態により、若干、発音や会話スピードも異なってくる。早口になると、自分の意見が効率的に相手に伝えられるものだと、思ってしまう。日常生活をストレスを抱え、生活している私にとって、特に、電話でやりとりでよく早口になってしまう。会話内容が長く、話が複雑になるほど、聞き取り能力や理解力が必要とされてくる。話を聞き取りにくかったり、理解しにくい人の事を考えると、早口で自分の思いを伝えようとするのは、身勝手なものとなってしまう。聞き取る側の事も考え、いかに相手に理解してもらうように伝えるよう心がける。