仕事で毎日、提出している書類がある。いつも、一緒に仕事をしている同僚が持って行ってくれることになっており、所定の場所に置いていたが、この日に限り、同僚が持って行くのを忘れていた。翌日、上司から催促の電話があり、いつもの所定の場所に置いてなかったのではないかとの指摘があった。同僚が忘れたとも言わず、自分からいつもの所定の位置に置き忘れたと言い、自分が忘れていたかのように謝った。小さい頃から、私は自分が正しい事をしても揉め事や話が大きくなりそうな時は、周りの人には自分が過失があるように言ってしまうことがある。生まれつき不器用な器量のせいか、人に嫌われるのが怖く、年下や後輩であっても敬語調で話したり、下から目線で入ってきた。人の調和を重んじ、関係が崩れるのを恐れたものだった。不器用であるからこそ、自分を守るためにも正しいことは貫き主張していく。